突発性難聴の治療法
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突発性難聴の治療法はどんなものがあるの?
突発性難聴になってしまったら耳鼻科に行き、医師に治療してもらいましょう。突発性難聴の治療法にはどんなものがあるのでしょうか?
突発性難聴の治療についてはいくつかありますが、
重症の場合は、2週間ほど入院して治療を行う場合もあります。
治療方法の種類は大きく分けて4つあります。下記をご覧ください。
高気圧酸素療法
高い気圧の中で酸素を吸うことで、血液中にたくさんの酸素を取り込むことができ、細胞を元気にすることができます。発症後1週間以内に行います。
ステロイド剤の投薬や点滴
ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)には内耳の炎症を抑えたり炎症によっておこるむくみを緩和する効果があります。ただ、長く投与することはなく、2週間程度です。副作用の可能性があり、身体的にも長く使用するのはあまり良くないとされています。また、使用することで一時的に血糖値が上昇することがあるので、糖尿病の方は注意が必要となります。
血管拡張薬
血管拡張薬(アデノシン三リン酸二ナトリウム製剤)は、血管を拡張して血流を改善することで内耳の代謝を促進します。また、神経伝達の効率を良くする効果があります。
血液粘度低下薬
血液の流動性を高め、血流が良くなる働きがあります。
治る確率について
突発性難聴は、治療が早ければ早いほど、そして当たり前かもしれませんが難聴の程度が軽ければ軽いほど治る確率は高まります。
順調であれば、1~2週間で治り始めます。治療を始めて1ヶ月を超えてしまうと治る可能性は残念ながら低くなってしまいます。発症して1ヶ月を超えることで病状が固定してしまうと言われているからです。
完治しない場合はどんな症状が残ってしまうのか?
一度発症した突発性難聴は、難聴が進行したり、反対側の耳に波及したりする心配はありませんが、完治しない場合には、かなり苦痛な症状が続くことになります。
不愉快な難聴・耳鳴り・耳閉感(詰まる感じ)・めまいなど。
お忙しい毎日を送っておられるかと思いますが、
しっかりと完治させるためにも突発性難聴と向き合い、
きちんと治療に専念することをおすすめします。
上にあげた4つの症状はどれも
日常生活に支障を及ぼす恐れがあるものばかりです。
治療効果には個人差があります。
薬物治療については、1ヶ月以上の服用は効果がありません。
診断結果により、高気圧酸素療法とステロイド剤や血管拡張薬などの服薬で治療を行います。
治療効果には個人差があります。薬物治療については、1ヶ月以上の服用は効果がありません。
また、副作用もあるので、飲む量などは必ず主治医に確認するようにしましょう。